キャリアチェンジ・転職

株式公開準備(経理)から福祉の世界へ転職したら◯◯だった

経理担当として株式公開を実現した達成感などで

会社を辞めてしまったので

心の準備もないままに転職活動をすることになりました

経理の転職にはハッタリが必要なこともある。もちろん不要なことも

 

4年間、経理担当としてIPOを目指し、年間300日ほど働いていたので経理としての自信は

不要なくらいにありました(実力ではない)

 

転職活動時に面接受けた企業は

・会計事務所

・障害者福祉施設

でした

会計事務所での面接

訪問した会計事務所は職員5名程度の小さな税理士事務所でした

面接で自分の経験を夢中で話しました

株式公開準備は珍しかったらしく興味を持って聞いてくれました

 

 

税理士試験の予定はなかったのですが、なにか展望を話そうと

TACで受講していた社会保険労務士の通信衛星講座当時はスカパーで授業を視聴w

を受けており試験に向けてがんばりますとか言いました(のにち頓挫)

 

 

かつての上司の経理部長は言っていました

「税理士事務所は税務申告屋さんの色が強い場合もあり、実力がなければ作業者になりがち」

と聞いていました

 

 

しかし、関与先を巡回して、仕事をすることに興味を持っていた

しかも、多数の事業所の経理を見るなんてヨダレもんだったから

縁があったら、会計事務所で働きたかったのです

 

 

税理士先生は気に入ってくれたように思いましたが

最終段階の条件は、給与総額が10万円代でした

薄っぺらいプライドがあったので、辞退することにしました

 

もう1件応募していた、福祉事務所の面接に行きました

 

福祉事業所への転職面接は、ハッタリと緊張の繰り返し

 

福祉事業所といえば、やわらかいイメージが強いと思います

ただ今回は、履歴書や職務経歴書を大げさに記入(ウソではない。格好つけた感じ)

 

 

施設見学に訪れた時、穏やかな秋の陽に入所さんの洗濯物を干している

おばさんと「こんにちは」と挨拶をかわして、中庭を歩いた時

株式公開や売上前年比に追いかけられた前職との違いに

癒やされたと同時に、とてつもない不安がよぎっていました

 

 

面接当日は法人幹部が目の前に5名に対し、当然こちらは1人です

なぜか当時、怖いもの知らずだったのでビビることもなく質問に答えていっていました

 

 

経営者に「退職されたばかりですけど、失業保険等を受給する予定はありますか?」

という質問に

 

プーコシ

 失業者ではありませんので失業保険の受給はしません

 

という調子に乗った解答をしてしまいましたw

 

 

 

面接で数々の調子に乗った態度は、経営層には響いたようで

経理事務担当として採用されることとなりました!

 

 

会計事務所の面接では、給与面がネックになったのですが

今回は最初の提示より4万円ほど増額されたので、一応納得しました

 

その増額分は借家ぐらしには全員支給される

ものだと知って少しショックを受けました

 

 

採用後、面接時によぎった不安が現実となります

IT化と労務管理の遅れは、相当なもので

これまでと180度ちがう世界へ入っていくのでした

 

 


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